「白髪染めでバサバサになった髪…奈良で選ばれている美髪トリートメントとは?」

「白髪をきれいに染めたい」と思って続けてきた白髪染め。
でも最近、髪がバサバサ・ゴワゴワして、ツヤもなくなってきた…そんなお悩みを感じていませんか?

実は、白髪染めは見た目を若々しく保つ一方で、髪に大きな負担をかける原因にもなります。
特に40代以降になると、年齢による髪の水分・脂質の低下も加わり、ダメージが深刻化しやすくなります。

この記事では、
✅ 白髪染めで髪が傷む理由
✅ 傷んだ髪をどうケアすればいいか
✅ 奈良県内で受けられる髪質改善トリートメント情報
を、美容師の視点からわかりやすくお伝えします。

「もう白髪染めをやめるしかない…?」と悩んでいる方にこそ読んでいただきたい内容です。

白髪染めで髪が傷むのはなぜ?

白髪染めに使われる薬剤は、髪の内部に色を浸透させるために強い化学反応を起こす必要があります。
このときに使われる代表的な成分が、「アルカリ剤(アンモニアなど)」と「過酸化水素水」です。

これらの成分は、髪のキューティクル(表面のうろこ状の膜)を開いて、色素を髪の中までしっかり届ける役割がありますが、同時に以下のようなダメージリスクをともないます。

✅ 髪のキューティクルを剥がしてしまう

キューティクルが開いたまま染色すると、髪の内部の水分やタンパク質が流出しやすくなります。
これが、染めたあとの「パサつき」「ゴワつき」の原因になります。

✅ 髪の内部(コルテックス)にダメージを与える

過酸化水素の作用で髪のメラニン色素を分解することで染まりますが、同時に髪の構造そのものを壊してしまうことも
そのため、何度も白髪染めを繰り返すと髪が細くなったり、切れやすくなったりします。

✅ 地肌(頭皮)にも刺激を与える可能性

特に白髪染めは根元までしっかり染める必要があるため、薬剤が頭皮に直接触れやすくなります。
これにより、乾燥・かゆみ・赤みなどのトラブルを引き起こすこともあります。

🔸市販の白髪染めと美容室の白髪染め、何が違うの?

「時間がないし、コストも抑えたいから…」と市販の白髪染めを使っている方も多いですが、市販と美容室の白髪染めには大きな違いがあります。
特に、髪へのダメージや仕上がりの質感に大きく差が出ることをご存じでしょうか?

以下で、それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。

✅ ① 薬剤の強さ・種類が違う

市販の白髪染めは、誰でもしっかり染まるように強めの薬剤が使われています。
一方、美容室では髪質やダメージの状態に合わせて、
✔ 弱酸性のカラー
✔ ノンアルカリの低刺激タイプ
✔ 酸性カラー(マニキュア)など
最適な薬剤を選んでくれるため、ダメージを最小限に抑えることができます。

✅ ② 髪質・頭皮に合わせた施術ができるか

市販品は「誰でも同じ配合」で作られていますが、
美容室では、

  • 髪の太さ・ダメージ度合い
  • うねりやクセの状態
  • 頭皮の敏感さ
    などを見ながら施術を調整します。
    その結果、自然な仕上がり・色持ちの良さ・トラブルの予防につながります。

✅ ③ 塗り方の精度が違う

市販の場合、セルフで塗るため、どうしても

  • 塗りムラ
  • 染め残し
  • 薬剤が頭皮につきすぎる
    といったリスクがつきものです。
    美容室では、根元と毛先で薬剤の塗り分けをするなど、細やかな技術で髪を守ります。

✅ ④ アフターケアまで考えられているか

美容室では、染めた後に

  • 髪のpHを整える処理
  • トリートメントや内部補修
    を行うことが多く、カラー後のダメージ進行を防ぐことができます。

市販品ではそこまでのケアがされないことが多く、染めるたびに蓄積ダメージが進みやすくなります。

🔍安さと手軽さの裏にある、髪への大きなリスク

市販の白髪染めは、たしかに安くて手軽です。
ですが、長く続けるほど髪へのダメージは蓄積し、年齢とともに回復しにくくなっていきます。

「今は大丈夫」と思っていても、
✔ 髪のパサつき
✔ 頭皮の乾燥やかゆみ
✔ 思うように染まらない
といった悩みが少しずつ現れてくるのです。


美容室での白髪染めは、「染める」だけでなく「髪と頭皮を守りながら染める」施術
これが市販との一番の違いであり、未来の髪の美しさを守るための選択肢でもあります。

🔸年齢による髪質の変化も、白髪染めのダメージと深く関係しています

「最近、同じように白髪染めをしているのに、前より髪がパサつく…」
そう感じるようになったら、年齢による髪質の変化が始まっているサインかもしれません。

このように感じたら薬剤による痛みを最小限に抑えながら優しく色を入れていく
髪質改善カラーエステがおすすめです。

✅ 髪は年齢とともに「細く・乾燥しやすく」なる

40代以降の女性は、ホルモンバランスの変化により、髪の内部にある「水分・脂質・タンパク質」の量が少しずつ減っていきます。
その結果、

  • 髪が細くなり
  • ハリ・コシがなくなり
  • 表面がザラついて乾燥しやすくなる
    といった変化が起こります。

この状態の髪は、白髪染めのような薬剤ダメージを特に受けやすいのです。

✅ 白髪が生える場所=デリケートな毛が多い

さらに、白髪は顔まわりや分け目など、外気に触れやすく紫外線ダメージも受けやすい部分に多く生えます。
これらの部分は髪が細くなりやすく、もともと傷みやすいのに、頻繁な白髪染めでより深刻な状態になりがちです。

✅ 若いころと同じ染め方では、対応しきれない時期に

20代・30代のころと同じ感覚で白髪染めを繰り返していると、40代以降は

  • 乾燥がひどくなる
  • 毛先が広がってまとまらない
  • カラーの色ムラが出やすい
    などのトラブルが起きやすくなります。

これは、髪の「ベース」が変わってきているからです。

🔍だからこそ、「染め方」と「ケア」の見直しが必要に

加齢による髪質の変化は避けられませんが、

  • 髪質に合ったやさしい薬剤の選定
  • ダメージを補修する内部トリートメント
  • 頭皮ケアまで含めた施術
    を取り入れることで、美しい髪を維持することは十分可能です。

「年齢のせいだから仕方ない」とあきらめる前に、髪に合った方法を選んでいきましょう。

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② 傷んだ髪のまま放置するとどうなる?

「ちょっとパサつくけど、まだ大丈夫かな…」
「どうせまた白髪染めするし、気にしても仕方ない…」

そんなふうに、傷んだ髪をそのままにしてしまっていませんか?
実はその放置が、より深刻なダメージや老け見えの原因になっていることもあるのです。

ここでは、白髪染めや年齢によるダメージを受けた髪を放置するとどうなるか、具体的にご紹介します。

✅ 枝毛・切れ毛が増えて、髪がスカスカに

ダメージを受けた髪は、**キューティクル(髪表面のバリア)**が剥がれた状態。
そこから水分や栄養が流れ出てしまい、髪の内部がスカスカになります。

その結果、

  • 毛先が枝毛になって裂ける
  • 中間部分でプツッと切れる

という現象が増え、髪がまとまらなくなったり、伸びにくくなったりしてしまいます。

✅ カラーの色持ちが悪くなる

髪の中が傷んでスカスカになると、色素をとどめておく力も弱くなります。
せっかく白髪を染めても、
「すぐに色が抜ける」
「根元と毛先で色ムラになる」
といった悩みが起きやすくなります。

ダメージを放置すると、染めるたびに仕上がりの満足度が下がっていくのです。

✅ 髪のツヤが消え、老けて見える印象に

髪のツヤは、健康なキューティクルが光を反射して生まれるもの
そのキューティクルが乱れていたり、毛先が枝毛だらけだったりすると、髪がくすんで見え、実年齢より老けた印象を与えかねません。

「なんだか最近疲れて見える…」
その原因は、髪のツヤ不足かもしれません。

✅ スタイリングしても決まらない・朝がつらくなる

ダメージが蓄積した髪は、うねりや広がりが出やすく、まとまりにくい状態になっています。
朝ブローしても、時間がたつとパサパサ…。
湿気の多い日には、広がって爆発…。

結果、毎日のスタイリング時間も増え、ストレスもたまりやすくなります。

🔍だからこそ、早めのケアが大切です

髪は「自然回復しない組織」です。
肌のようにターンオーバーがないため、一度傷んだ部分は、放置しても元に戻りません。

だからこそ、傷みを感じた段階でのトリートメントや髪質改善メニューによる補修がとても大切です。

このあとの章では、当サロンでご提案している「髪の内側から整えるケア方法」についてご紹介します。


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髪の毛が思うようにならないときは、一人で悩まず、信用できる美容師さんに相談することをおすすめします。
美容師歴38年、髪のお医者さんとして10年以上のイクタが相談を無料でお受けいたします。

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